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最終回
さて、僕に友達は何人できたでしょうか？
結果発表の前に一つだけ確認したい事がある。
友達って 何だい
例えばさ、書面上で友達契約交わしたとか言うなら
「あいつと友達になりました」って言っても語弊無いけどそれも無いのにだよ、あいつと友達って
すいません
胸張って友達って言う自信無いッス
いや、良い意味でね。
確かに、ある程度は喋れるようになりましたよ？
みんなも櫻井さん櫻井さん可愛いもんですよ（味噌屋のこせがれＰと劇団トマトの角田さん以外）
だが、僕が「あいつと友達だ」と思っているほど皆さんは僕をフレンズ級に思ってるのかというと
疑問が残る。
ＤＭ送る奴が一人増えたネ
ぐらいに思われているかもしれない（僕は違いますよ）
と言うかさ
楽しいか？
ここで僕が誰々と友達になりましたって言ったって面白いか？
ぶっちゃけ誰にどんな友達がいたって良いじゃねえか、と。
僕は思うんですな。
しかしそれでは余りにも余りにもだと思うので僕が勝手に唄を作りました。
それで勘弁して下さい。
「ｂｅｖの唄」作詞 櫻井智也
季節はずれにしたたり落ちる 桑原さんの汗なんだか何なんだか
後ろを見れば 並んでる椅子 小野君が寝てる
内藤さんの話 もうちょっと聞いてあげようよ
香代ちゃんが怒る前に
あれ？何だろうこの殺気 背中から
刺すような視線 ああ 大呑さんか（可愛いね）
あれ？何だろうこの空気 急に凍った
若いって素晴らしい ああ 頼むよ亜紀ちゃん（こんな時だけダンマリかピエール）
（台詞）
近藤さんと喋ったのはぶつかった時に「スイマセン」って言っただけだったなあ
鏡の前で 諫山君が 中途半端な顔してる
ああゴメン ビューラーでまつげをあげてる顔だった
あれ？何だろうこの切なさ 本番中
つまんないですよって ああ 非道いよ中村さん（素敵です）
あれ？何だろうこの腰つき 踊ってる
狂おしいアイボのように ああ ヒロエさん（目がエロい）
（台詞）
山中さんをみんなはカオリーって呼ぶんだぜ。
俺一回エチュードでカオリーって呼んでみたら後の人間がみんな「カオル」って言って、
もう俺どうしようかと思ったぜ
鏡の前で 諫山君が 中途半端な顔してる
ああ負けさ 真智君とは顔の作りが違うんだから
ゾネと幸野君は宴会芸を楽屋で磨き上げる
宮本君は猪木になりすます
カズミ君 どうした？ 何があったんだよ
みんな ピエールを 応援してやってくれ
必死だよ ギャグのホームラン王
笑った顔 もう何年見てないかな
頑張れピエール
頑張れｂｅｖ
次は７月青山円形劇場です
千川で稽古。
今日で最後の稽古だ。
途中ＭＣＲ本公演があったため休み休みの稽古になってしまったが、
そんなワガママを許してくれたバーズの皆さんに感謝したい。
桑原さんは違うぞ。
お前バーズじゃないだろ。
肝心の友達何人できるかなだが、きっと本当の連帯感は本番終了後に生まれると思うので
この稽古日記も継続します。
今日は「ピエールによる桜井暗殺事件」の証人が現れた。
カズミ君曰く「ピーさん狙ってましたよね」とのことだ。
奴のミミズ日記ピエール風呂（www.p-huro.net）で書いてある事の半分は妄想だ。
もう半分は妬み、嫉妬、その類だ。
みなさん信じないように。
悪意に満ちたメールをどうぞ送ってやって下さい（でも死ねとか言っちゃダメ）
ああ気分が悪い。
こんな時はバルコニーに出て月を眺めよう。
ああ、ピエールも同じ月をみてるかな
池袋で稽古。
稽古場に着くなり稽古日記についてピエールと桑原さんに責め立てられる。
特に桑原さんは半狂乱を通り越して酸素が足りない魚みたいになってた。
そんな桑原さんに手紙を書きます。
拝啓 桑原さん（２６）
ＵＦＯにさらわれた事があるって本当ですか？
奇妙な小型マイクロチップを埋め込まれたって本当ですか？
家でこっそり古典落語を覚えようとしてるってのは本当ですね。
ああ
出来る事なら あなたの良心になりたい
以上。
ピエールにも手紙を書きます。
拝啓 ピエール殿（農耕民族）
お前の俺に対する
語尾がおかしい
以上。
稽古終了後飲みに行った。
もしかして僕の一番の敵は諫山君かもしれない（きっとそうだ）
千川で稽古。
ピエールに殺されるかと思った。
トイレのドアを使った限りなく事故に見える殺し方で。
カズミ君を巧妙に使ったその殺し方は実に合理的だ。
僕はこのままココにいたらいつか必ず殺されるだろう。
友達何人できるかなどころではない。
オオノミさんが挨拶代わりに暴言を吐いていく。
なんて剛直な人なんだ、素敵すぎる。
ここで一句
中村さん どうして今日は いないのか
ピエールと諫山君と桑原さんについて桑原さんと語る。
ピエールが桑原さんに非道い事を言い放つ。
僕は思ったとおりにフォロー気味の言葉をかけるが半狂乱の桑原さんの耳にはすでに届いてない。
ここで一句
桑原さん 魔太郎くるよ 良い意味で
帰りにピエールと途中まで原付で一緒に帰った。
みんなはピエールの原付に乗ってる所を後ろから見た事があるか？
俺はある。というかさっき見た。
背筋をピーンと伸ばし足をちょい開き気味のその姿はどう見ても
「僕お母様におつかいを頼まれたのでございます」だ。
意味が分からない？
分からない奴は分からないままで良い。
そんな高貴なピエールに帰り道「ドリルチョコレート」という名前について激しくダメ出しされる。
なんかピエールの中ではお洒落な名前という事になってしまっているらしい。
なので次から「演劇臭団 汗くささ」という名前に変更する事にした（未定）
そのあとピエールは丸正の前で原付を降りた。
きっと今夜のご飯を買うのだろう。
今夜はピエールと同じ夢が見れると良いな
鎌田で稽古。
稽古場の人がもの凄く神経質な人だった。
外でタバコを吸ってるのにも関わらず
「ココからココまで敷地内！敷地内禁煙！」と言われ
僕と内藤さん（無精すぎるヒゲの人）はスゴスゴと退散した。
だから友達何人できるかなどころではない。
山中さんを僕のお母さんにしたい。決定。
今日は通しをした。のでスタッフの人達がたくさん稽古場にいらした。
内藤さん（桜井さん、と僕を呼ぶ時の笑顔率１００％）は通しの間忙しそうに
メモしたり音を出したりしていた。
僕は隙を見つけては外に出てタバコをプカリ。
プカリから帰ってきてトイレに行こうとすると宮本君（インチキバスケ部）も一緒にトイレに入ってきた。
横並びで用を足そうとすると宮本君がモジモジしている。
ハテナ？と思ってると「ドリルさんに音を聞かれたくないのです」と中性的なお答え。
素敵だ。
最近小野君の事を書いていないが忘れないで欲しい。
僕は小野君の笑顔を見るために生きているという事を。
ミヅキさんとマトモ君はペットショップで売ってるハムスター
（すごい長い名前がついてる高そうなハムスター）
勿論、良い意味で
鎌田で稽古。昨日の台風が嘘のように晴れ上がった。暑い。
バーズのお洒落衣装の先行き不安だ、僕の汗で溶けなきゃいいが。
稽古の方は桑原さんとヒロエさんが戻ってきて全員集合って感じですか。
久しぶりに見た桑原さんの髪型はやはり昔の漫才師みたいな可愛い感じだった。
後ろからそっと抱いてやる
そんな感じですか、違うか。
バーズの稽古に行くようになってから東京の色んな街に行けるようになった（原付で）
成城とか行った事あるか？俺は無かった。
東京だ、ここは東京だ。
中野や阿佐ヶ谷ばかりが東京じゃなかったのだね。
まあいいや。
さて、肝心の友達何人できるかな？だが順調に思われていた昨今、それを邪魔する悪魔が現れた。
まあ、ピエールなんですけど。
でもみんないい人だ、ピエールもいい人だ。
ゾネは遅刻ばかりする。
起こしてやろうかイヤ無理だ。
明日も稽古、頑張ります
今日は鎌田で稽古。ＭＣＲが終わり次はバーズだ。
気合いを入れて稽古に向かったがもの凄い台風、ついてない。
声が余りでなかったのでテンション低めだと思われたかもしれないが正直低かったかも、
スンマセン、
明日から「迷惑ですその高さ」って言われるぐらい頑張ろうかなと思っております。
諫山君とピエールが妙に絡んでくる、
まるで転校生を「緊張をほぐす」という名目でいじくる在校生のようだ。
まあいい、嫌いじゃないのでこの扱いは。
ああ、明日から頑張ろう。
上鷺宮で昼から稽古。稽古場に着くなりＴシャツをプレゼントされる。
ＴシャツというかＩシャツというか。
まあ、良いんですけど。
どうも有り難う御座いました。
大切にします。
桑原さんは今日も小さめのＴシャツ。
そして今日は整髪料も控えめだ。
昼からの稽古で時間がなかったのかな？と思って
友達何人できるかなどころではなくなってしまった。
香代ちゃんと久しぶりに会った。
相変わらずもの凄いテキパキぶりだ。
朝起きてから小学生の息子を学校に送り出すまで～みたいな感じで動き回る。
その勢いは夜１０時になるまで衰える事はなかった、凄い。
何故だか最近ピエールからの風当たりが強い。
本人は冗談だか本気だか分からないが僕は相当小心者なので微妙にへこむ。
へこみ過ぎて諫山君に相談しようと思ったのだが諫山君は遠くを見ていたので
小野君に話を聞いて貰おうと思ったら小野君は椅子を二つ並べてお休み中だった。
そして宮本君はタフガイだ。
間違いない。
休憩中にＺＯＮＥ（ゾーン）とお話をする。
頭をペシペシはたかれる。
真っ先にフグを食べるのは俺だと決意した。
ピエールが「ＭＣＲのチラシ下さい」と言ってくれたので渡すと
大したリアクションが返ってこなかった。
そして帰りに「櫻井さんどうやって帰ります？」と聞かれたのでピエールとは逆方向を指さすと
「すげえ田舎」と。
「チラシ運んで貰おうと思ったのに」と。
あれ？
俺嫌われてるのかな？
きっと俺が力不足なのでみなさん頭に来てらっしゃるのかもしれない。
だとしたらソレはマズイ。
嫌われるより好かれたいと思うのが人間だ、僕も例外じゃない。
不安はあるが何とか頑張りたいと心に誓った夜でした。
そしていつかピエールに「櫻井さんと結婚したい」と言われたいです。
今日は東池袋で稽古。
今日は内藤さんが遅くなるとのことでダンスの練習。
俺はダンスが苦手だ。ダンスは格好いい人がやるもの、との思いがあるので
どうにも体と心のバランスが取れない。
しかしピエール先生と小野教官のお陰でなんとか頑張って少しだけ覚えた。
そういえば昼に香代ちゃんの出ている絶対王様を観に行った。
そこでピエール君と会ったんだが一言も口をきいてくれなかった。
バイトが終われば他人だぜ、と言われているかのようだった。
そういうつきあい方もある、
そういうつきあい方もあるが友達何人できるかなどころではないつきあい方だそりゃ。
稽古中はじっこに座って踊っている人達を眺める。
ヒロエさんを中心に踊る人達を見て、
きっとこの人達は今世界でもっとも美しい人達なんだろうなあと思った。
とくにＫＡＫＵＴＡの桑原さんの背中に汗が滲み出してるところなんか見ると
「他の人汗かいてないなあ」と一層美しさが際だつ。
中村さんなんか汗一つかいてなかった。
桑原さん、あなたは美しい。
あ、ゾネもその時踊ってましたけど良く見て無かった。
スマン。
結局内藤さんは稽古場に来れずそのまま稽古は終わった。
宮本君の精子は薄そうだ、良い意味で。
下ネタ禁止ですか？ごめんなさい。
今日のクワバラさん
今日の桑原さんのＴシャツはちょっと小さめ。
膝まで持っていけないサイズだったのでこっちがハラハラする。
桑原さんの横髪（耳の上）はサパーっと横に流れている。
素敵だ。
漫画に良く出てくる片思いで終わる女性キャラに似ている事にする。
もの凄く良い意味で。
今日は椎名町で昼から夜まで稽古。
前の晩狂おしいほど飲みまくってしまって友達何人できるかなどころではない。
ＫＡＫＵＴＡの桑原さんは相変わらずＴシャツを自力で伸ばして膝をスッポリ覆っていた。
「クセなんですよ」という彼女の髪型は素敵だ。
前にいくよくるよのくるよちゃんを可愛くしたような感じと書きましたが訂正します。
モダンなチャウチャウにします、相当良い意味で。
ヒロエさんが横に来てお話してくれました。
お話というよりも叱咤激励という感じだったですけど（喋れ喋れと）
ヒロエさんは西部劇っぽいです（良い意味で）
そしてとてもいい人だ！あなたいい人だ！
今度は僕からビーチバレーみたいなやつやろうよ！と誘ってみたいと思います
椎名町で稽古。よく考えたら椎名町ってトキワ荘があったところじゃないか？
まだあるかもしれないなあと思ったらソワソワして友達何人出来るかなどころではない。
お祭りをやっていた。
椎名町の地域センター？みたいな所の脇で盆踊りの音楽がガンガン鳴り響いていた。
僕は人混みが嫌いなので自動的に祭りも嫌いだ、
なのでそっちには目もくれずに稽古場に入ると小野君がおにぎりを食べ終わったところだった。
「今日はご飯モノか」と僕は胸をなで下ろした。
新しい人が増えていく、それと同時にまた挨拶がはじまる。
ドリルさんと紹介されると櫻井と答える。
ドリルさん櫻井ですドリルさん櫻井ですの繰り返しだ。
こんな事なら名前普通にすりゃよかった、もう遅いけど。
ＫＡＫＵＴＡの桑原さんという人はいくよ・くるよのくるよちゃんを可愛くしたような感じの人で
（もの凄く良い意味で）
体育座りをすると膝まで隠れるようなＴシャツを着ていた。
僕は「お産の時とかに着たら良さそうな可愛い服だなあ」と感心していたイヤ本当に。
まあ、挨拶しかしてないんですけど。
あ～友達何人出来るかな？
椎名町で稽古。ＭＣＲの稽古が始まってしまったのでバーズの稽古には
日曜しかこれなくなってしまった。
折角やんわりと喋れはじめたのにと思って不安になり
友達何人できるかなどころではない。
台風が過ぎ去ったものだと思いバイクで来たが小野君曰く「これからだよ」とのこと。
ガソリンは底をつきそうだしゾネはペットボトルの戦（尋常じゃないほど疲れるやつ）が
終わった後に来るしでちょっぴりへこみ気味。
今日から僕の知らない人（みんなからすれば僕の方が知らないと思うが）が増えて
今更ながらドキドキ向上工場。
稽古終了後飲みに誘われ台風が不安だったが飲みに行きました。
小野君のマイナスイオンに誘われ癒され帰途につく。
というか店出たら豪雨。
ガソリンスタンドを探しながら帰る。
ゾネはリポビタンＤをタンクに入れろと言った。
本気でしてやろうかと思った。
家に帰ったら小野君のイオンが消えちゃってた。
上鷺宮で稽古。目標はもう設定しないことと定める。
ピエ吉がペットボトルの戦で俺がまだ一勝もしていないことに気づいてしまった。
みんな気がついてないと思っていたが何て無駄なところで気配りのきく男なんだ。
きっと隣の部屋とかに住まれたら嫌な住人になるだろう。
小野君という人がいて寡黙な人なんだが何か好きなタイプの人なので
稽古中とかに胸キュンな感じでチラチラ見てしまう。
もう二回くらいパンを食べている所を見たのできっと朝食はパンだろうと思う。
しかしそれでは一日三食パンになってしまうんじゃないかと心配になって
友達何人できるかなどころではなくなってしまった。
東池袋で稽古。目標を一日２人と日常会話することと定める（ゾネ以外）
今日もペットボトルのやつで負けた。俺にはペットボトルを奪うという行為が
ベトナム戦争時の悪いアメリカ兵の略奪行為のような気がして気がひける。
なので友達何人できるかなどころではない。
ピエール君がたま～に針でつつく感じに喋ってきてくれるのが嬉しいんだか困るんだか。
いや、嬉しいですよ。
多分ものすごくいい人なんだと思う。
多分。
というか今回客演して思い知ったんだが俺の突っ込みはまだまだ甘い。
甘いというか全然駄目だ。
バーズの稽古は頭が疲れる。
東池袋で稽古。目標を一日３人と日常会話することと定める。
なんかはじっこにペットボトルを置いてそれを取り合う試合みたいなやつをやる。
もの凄い疲れてしまって友達何人できるかなどころではない。
帰りにサチミちゃんとカオリーちゃんとお話をする。
するというかして貰った感じ。
仲良くなりたいんですがぶっちゃけ会話のタイミングがつかめません。
劇団員以外の他人と喋るきっかけがこの数年間なさすぎた。
東池袋で稽古。稽古初日の緊張感に耐えられず稽古前にシアターグリーンに寄って
客演中の北島劇団員に会いに行く。
諸注意をご教授頂き稽古場へ。
普段やらないしりとりとかエチュードとかやって気分的にクタクタ。
友達何人できるかなどころではない。
ドリルに客演して貰った香代ちゃんに稽古終了後飲みに誘われるが
再び北島劇団員と合流するためやんわりとバーズの人たちとの飲みの席をキャンセル。
おしゃれチラシが俺の胸を締め付けた夜だった。