History
劇団MCR特別公演
「おしゃれな気分でMCR」

中野スタジオあくとれ

2000年11月13日(月)~15日(水)

▼CAST
上田房子
竹内聖詞
三澤勇人
北島広貴
江見昭嘉
相馬檸檬
福井喜朗(客演)

これももともとはドリルチョコレートで使おうかなとか思っていた日程だったんですが、
劇団員があんまりヒマだってブーたれるので仕方なくMCR特別公演とかにしてあげました。
ドリルチョコレートでやった話と、新しく「作戦コード285」って話を劇団員振り分けて、って感じです、
けど、なんかこの公演色々あったような気がしてあんまり覚えてない。
作戦コード285って話なんですけど、個人的には結構好きな話だったんですが
時たまシュールすぎる方向へ行く風潮があるんですよね。
コレは後に、9ゼリーという作品(労力が報われない代表としてMCR内にある意味王様として君臨)で
再び露呈されることになるわけですが、創作者の思惑が観客の感性とリンクしない際にそれを
「わかってねえなあ」ととるか「そうかダメか~」ととるかで色々変わってくると思います。
で、僕は「そうかダメか~」となるわけですが、それは物凄く自分にとってタメになることであり、
鋭利な刃物をブンブン振り回してもエンタメで着地する事を至上命題としているMCRでありますから、
こういった「ここまでいくとどうですか?ああ、なるほどそうですか」的な作品も時に必要かと、
自分では思っています。
勿論金銭を受け取って上演しているわけですから
「作品の投げつけ」みたいな、
「頭良いだろ俺」みたいな、
そういった「インテリに憧れる成金」みたいな演劇をするつもりは毛頭無く、
あ、これ、なんかマズイか?まあいいか
「分かる人にだけ分かって貰いたい」っていうならお客さんを全員選んで上演しろよみたいな、
で、打ち上げで頭良いって言われて満足して惰眠しなさいみたいな、
何言ってんだ俺、大丈夫か。

パンクは精神、パンクロックは商品だ

みたいな、まだ続けますけど、
つまりはそういう事が言いたいだけで作品の紹介とかでは全然なかったですね、すいません。