History
Rock'n'Roll Machine
MCR第21回本公演
「Rock'n'Roll Machine」

新宿シアターモリエール

2003年7月18日(金)~21日(月・祝)
7ステージ

▼CAST
櫻井智也
江見昭嘉
おがわじゅんや
北島広貴
上田房子
渡部裕樹
福井喜朗
山内三知らくだ工務店
師走徒夢(MR.)
中村浩司タッタタ探検組合
小野紀亮
伊達香苗

▼STAFF
作・演出○ドリル
舞台監督○高木俊介
舞台美術○向井登子
照明プラン○岡野文寛(M Light)
照明オペ○久保田つばさ(M Light)
音響○平井隆史(末広寿司)
映像○上山智之
イラスト○中野嘉美
衣装○Fu-vosion
小道具○鬼畜人材派遣
制作協力○蓑輪京子
制作○八田雄一朗
製作○劇団MCR

▼Special Thanx!!!
タッタタ探検組合 らくだ工務店 Human b. 音光堂 ハグハグ共和国 bird's-eye view
さくら(ハグハグ共和国) 小田切久(かわずおとし) 岡由佳子 白川直子(Quater Note)
ヨシロー冒険団 バンビ青木 たにしこけし(岡戸改め) 鬼畜人材派遣 渡辺裕也 和田良
Drink bar ケサラ 短渕柔
(敬称略・順不同)

▼STORY
僕は僕の中にあるフィルターを掃除して欲しい。
驚くほど綺麗にとは言わないが
せめて君にぐらいはホントの言葉が言える程度に。
外に出るといつだって
誰かが意見を求めてくるから僕は
だから僕は嘘をつかなきゃいけなくなるんだ。
エルビスは何で死んだんだろう。
シドは何で死んだんだろう。
ミックジャガーは何で生きてるんだろう。
外に出るといつだって
誰かが僕に拍手をするから
だから僕は嘘をつき続けなきゃいけなくなるんだ。
疾走する嘘が長い長い影になってこの街を包んだら
僕は心から安堵する事が出来るのかなって
そう思って後ろを見たら太陽が冷たく輝いていたから僕はもっと影を伸ばさなくちゃっていう焦燥感に侵されたんだ。
エルビスは疾走する事を辞めたから死んだんだ。
シドも走る事に疲れたからロックに轢き殺されたんだ。
ミックジャガーは何で生きていられるんだろう。
今日も僕は外に出て
街を疾走する機械になる。
切ない思いを燃料に
嘘を吐き出し続けて
街を黒くする機械になるんだ。


人間は二種類に分かれる、嘘をつくことができる人間と嘘をつくことが出来ない人間だ。
ロックンロールマシーンでそう書いた台詞を随分前にフジテレビの人に
「そういうわけではないと思う」と書面で言われ「想像力が足りねえなあ」と思いました。
想像力って言葉が体の良い言い訳みたいに聞こえちゃったらイヤですけど。
そんな「嘘」とか「言葉」っていうものがキーワードになっているお芝居。
言葉を扱っている以上、その伝わり方ってものに細心の注意を図るのは当然のことなのですが、
その危うさってものを意図的に振り回すことが出来たらなあっていつも思うのです。
伝わり方の速度とか、角度とか、そういうものが自分の意図していない所で波及浸透していくということ、
その全てを把握できたらみんなヒトラーになれるんじゃないかとか思います。
話がズレ始めているので戻しますけど、このお芝居でダテカナと小野っていう、
今劇団で主にお酒を作ったりしている人達が参加することになるわけですが、
特にダテカナは今より10キロ以上痩せてました、
完全に騙された気持ちです。
ダテカナがプニュンプニュンポローンみたいな事を言って、
舞台上にいる男達が全員ハウーンとなる箇所があるんですが、
まあ、その時も笑いが起こるシーンだったんですけど今やったら完全に別ベクトルの笑いになります。
ハイ、なります。

話のオチを全く考えずに風呂敷広げるだけ広げてしまって、どう回収しようか悩んでいる時に、
ああ、もう、回収しようがないからソウルで押し切っちゃえと思って
(どのようなソウルに溢れていたのか今では不明)
言葉のリズム感先行で風呂敷を怒濤の勢いでたたみまして、
多分オチとしてオチきってなかったような気もするんですけど、
全てをオトす必要もないのかなあとか、
まあ、それこそ想像力って言うんですか?
材料と基本的な調理方法を揃えて提示し、
あとはご自宅でどうぞみたいな、
いや、そこまで乱暴でもないですけどそんな感じにラスト付近持っていったんですけど、
まさにそれこそ「体の良い言い訳だな」とか言われたらどうしようとか密かに思ってました、
意外と気が小さいです。

モリエールで連続してやってましたけど、
動員が少ない上に劇場使用料が高いんで赤字額が凄いことになっていって、
何より公演終了後の精算シートに「打ち上げ代:19万」とか書いてあったときは目を疑いました。
何をどうすれば19万なのか。
劇団会議で「どうすれば打ち上げ代を抑えられるか」検討しましたが、
節度を持てば良いだけだと言うことにその時はまだ気がついていなかったみたいです。