1995年6月/阿佐ヶ谷アルスノーヴァ
じゃあまた芝居やりましょうかみたいな感じで、
今度は学校の教室みたいなところじゃなくて外の劇場でやりましょう、
という流れからやったお芝居ですな。
チラシも印刷会社に頼みましょうという事で、
バイト先の近くにあった印刷会社に駆け込み印刷依頼。
多分100枚とかそんなもんだったような気がする。
客なんか普通に来るだろうという思惑は見事に外れて、
ビックリするぐらい入らなかった。
お話は、これまた細かい部分は全く覚えて無くて、なんかもうダメですね、
この頃は手書きだったもんでデータも紙も残っていなくて、
まあ、あったとしても絶対読みたくないですけど覚えてる範囲で説明します、してみます。
えーと、主人公がいい歳しながらいじめられっ子で、飼っている犬が唯一の友達。
その犬が喋るんですけど勿論主人公にはワンとかそういう感じにしか聞こえないと。
散歩で知り合った女と犬つながりで恋に落ちるんだけど、
その女が主人公をいじめてる男に犯されちゃうって、
なんだこれ、すげえ悲惨じゃないか、ビックリした。
あれ?犯されなかったっけな、昔その女といじめっ子が付き合っててどうのこうのって話だったかしら、
ああもう、なんかそんな感じです、すいません。
救いがないのが救いですみたいな、そんな話だったような気がします。
それでも最後はハッピーな流れに向かっちゃうという、色んな意味で破廉恥な内容ですよ。
この頃在籍していた人間が、今ではおがわじゅんやしかいないという、
おがわじゅんやもいなくなればこの公演も歴史の闇に伏せることが出来るのにみたいな、
そんな印象です。